Deskbeeは、特許調査の短時間化を目的とし、 独自にAI技術を組み合わせて最も手間のかかるノイズ除去の簡略化を実現しています。
「Deskbee4」では、AIの判定精度を上げるため、 重要キーワードを入力することにより、関連の特許をいち早く可視化することが出来ました。
今回新登場する「Deskbee5」では、AIが判定した「サーチ」「Neither」「ノイズ」の特許群に含まれるユニークワードがランキング表示されるようになり、傾向の把握や端的なワード指定ができるようになります。
さらに、表示されるワードは、「TermExtract」*を用い、複合語からなる専門用語を抽出するため、より精度の高いワードを表示します。
*「TermExtract」は、東京大学情報基礎センター(中川裕志教授)により開発された専門用語(キーワード)自動抽出システムです。
これまではAI処理後に結果を出力し、判定の良し悪しを検証しなければならない、といった手間と労力を要していました。
新開発の「スクリーニング・AIナビゲータ」では、表示画面上で検証や教師特許変更作業ができるようにし、この問題を解消しました。
AI判定は、”教師特許”が精度の決め手!
教師特許づくりがツボ(=ノウハウ)
AIノイズ判定により、「調査対象特許の30%はノイズ」と判定された場合、30%の調査効率アップとなります。このノイズ判定率を上げることができれば調査効率も上げていくことができます。
Deskbee5に搭載された『ワード条件設定による再学習機能』と、『ノイズ特許に含まれるワード・ランキング表示機能』を利用することにより、検証の手間を大幅に下げて教師特許を決定することができます。
特許向けのAI(人工知能)システムにはそれぞれに利用目的があります。 例えば、無効資料調査とクリアランス調査を比較した場合、システム仕様は全く異なります。 Deskbee4は、クリアランス調査におけるノイズ除去の短時間化を目的としています。
無効資料調査は発見時点で終了とにりますが、クリアランス調査ではすべての特許に目を通すことが基本です。 しかしながら、多数の特許調査では、ノイズ除去に多くの時間が取られ、悩みの種となっています。 Deskbee4は、2種類の教師特許による判定後、AI判定はノイズ除去に利用します。